エルサルバドル ドンハイメハニー/濃厚な甘さ【フルシティ】200g
【コーヒーの特徴】
リンゴや、キャラメル、ピーチ系の甘み、非常にトロピカルで
甘々なコーヒーです。このジューシーで甘さを楽しんでいただきたく
フルシティローストを基準の焙煎度にしてみました。
非常に飲みやすく、まったりしたいコーヒーです。
このコーヒー豆は、トランスシーガルに所属しながら、写真家として活動する中島 慶太氏に推薦いただき、そのストーリーも含めて購入させていただきました。いくつか、商社や、輸入元からも販売されておりますが、どこから買うかも良いですが、誰から買うかという根本的なことを思い出させてくれ、一番にこの人から買いたいと思い購入させていただいた次第です。
下記、中島慶太氏が、この農園を訪問された際の感じたコメントを記載いたします。
【農園の特徴】
農園Story:
約一年前の訪問ですが、メキシコからLCCを使って降り立ったエルサルバドルは首都のサンサルバドルは、標高が650m程度で低く、メキシコシティ2300mの場所から行ったので、かなり蒸し暑い場所に感じたのを覚えています。
首都のホテルでJICAで活動中の門川さんと待ち合わせて、移動をしました。ホンジュラス方向に北上するに従って徐々に涼しくなってきます。
サンイグナシオの町にあるホテル(Entre Pinos Hotel)を出発し、ピックアップトラックで更に未舗装の道を上がっていくとドンハイメ農園はあります。
ハイメさんはこの土地を親から譲り受けたとき、近隣に有名なコーヒー生産者が多かったことからコーヒー栽培を始めました。
(この地区はエルサルバドルCOE1位を3度取ったラウル・リベラさんが生産者組合を作っておられ、地区の生産者を取りまとめ、指導されています。)
5ヘクタールほどの農園にパカス、パカマラ、SL-28(ケニア)、ゲイシャが区画を分けて栽培されています。(合計18,000本程度の木)
エルサルバドルに限らずですが、さび病の被害で一時はかなりの被害を受けていましたが、そこから立ち上がってきました。
ハイメさんはとても研究熱心でウォッシュド、ハニー、ナチュラル全てのプロセスで様々な工夫を施し、多くのマイクロロットを生産されています。
さらに自宅の屋上に建てられた乾燥場には、屋根に遮光率(60%、30%だったと記憶)の異なるカーテンが張られ、ロットに合わせて乾燥のスピードをコントロールして、
今回の訪問時チャラテナンゴで生産者皆さんが、何度も口にしていた「スロードライ」に取り組まれています。
*補足
生豆の乾燥工程ではフレーバーを良くするため、乾燥を長めに取るようにコントロールしているそうです。スロードライという取り組みなんだ、とエルサルバドルではよく聞きました。各生産者が各自工夫をしていて、ビニールをアフリカンベッドのチェリーの上に被せたり、ハイメさんのように遮光率を調整したりして、色々な精製所をみると次第に分かってくることがありました。ほったらかしでは乾燥ムラが出来てしまうので、乾燥中では日中は一時間に一回撹拌し、ほぼ一ヶ月をかけて乾燥させていき、水分値を均一に仕上げています。
訪問したエルサルバドルのチャラテナンゴでは、そのあと訪問した別の中南米の産地より生豆価格が低かったのに、乾燥にかける日数がすぐ後に訪問した農園より長かった。生産地の物価と生豆の価格とのバランスのよさ、生産者の熱意や真面目さを感じて今回の取り扱いとなりました。
生産国:エルサルバドル
標高:1,400~1,600m
地域:チャラテナンゴ
地区:サンイグナシオ(ホンジュラス国境の町サンイグナシオが最寄り)
農園:フィンカ ドン ハイメ
生産者:ハイメ・ゲバラさん
品種:パカス
精製:ハニー
ロースト:フルシティロースト
容量:焙煎後200g
焙煎具合
□ミディアム…酸味を重視した焙煎
□ハイ…軽い酸味を味わいたい方へ、香りも深煎りとは別の香りを楽しめます。
□シティ...酸味、苦みのバランスの取れた焙煎
□フルシティ...酸味を感じにくい焙煎、コク、甘みが引き立ちます。
□フレンチ...苦み重視のうまみを感じるギリギリの焙煎。アイスコーヒーにもお勧め
¥1,460
SOLD OUT