2020/11/24 19:15

実は、来年への準備にいそいそとフクラムの拡張を目論んでおりまして、その準備に日々一進一退しております。主に帳簿とにらめっこしながら資金面が主な課題ったりもするのですが、それ以外に設備面だったり、スケジュールと課題が多いのですが、現在、焙煎専用の一室から拡張して、別棟を建てようかなと動いています。フクラムは小さすぎる焙煎量の少ないナノロースターです。日々、注文が1件来ただけでも飛び跳ねるくらいに嬉しい状況です。ある著書によると焙煎店で100kg/月が目安と言います。フクラムはまだそれに程遠く、月に20~40㎏くらいを焙煎しているのですが、正直、現在の状況では少し限界が見えており、拡張をしたいという思いが強いです。現在、支えてくださるお客様に応え続けたいなという想いも強く、今後さらにフクラムの事業を以下の3つにより強化いたします。

①新規焙煎機の導入(焙煎キャパの拡大)

②焙煎スペースの建築(効率性の良い作業スペースの確保)

③イベントの充実

この3点において注力する予定です。もちろん、おいしいコーヒーは訴求し続けますが、ツイッター上のサブタイトル「おいしさの次へ」を次々に膨らませたいなと考えています。

①焙煎機の導入については、現在、小型のアポロという機種を使っていますが、同じ焙煎度、同じお豆を焙煎する機会が多くなり、効率性と販売量拡大の為にどうしても必要な機材でした。ただ、注文を受けてから焙煎をするスタイルは続けていきたいなと思うので、焙煎したてをお届けし続けたいと思っています。

②焙煎スペースの建築については、新規の焙煎機を迎えるにあたって、現在のスペースでは手狭になってしまうこと、また豆の保管スペースなど拡張の必要があるため、建設を予定していますが、店舗よりは工場兼事務所の意味合いが強いです。店舗運営については、出来るだけ業務卸で卸先で豆のポテンシャルを引き出していただくのが同じ焙煎、お豆でも違う味わいになるので面白いなぁと思っています。また、自宅の横に立てることにより、賃借しない施設でのコストダウンが可能になると思っています。都市部のお店で焙煎所が併設されているお店のコストにはお店の賃料払うための利益が乗っています。この固定費を出来るだけそぎ落とし、人件費を削らない適正なコストを追求しようと思っています。焙煎豆、コーヒーの値段は原料そのものよりも主なコスト要因として場所や人件費が大半を占めるため、差別化の戦略の一つになります。

③イベント運営については、事務所兼作業場という利点を生かし、各地でイベントを「誰かと一緒」に行いたいと思っています。数名すでにお声がけさせていただいておりまして、コロナ過の状況を見ながらイベント発信していきます。この「誰かと一緒」には、フクラムの構想でもある膨らむ人と人とのつながりを重視するため単独でイベントは行いません。 Fucuramu meets 〇〇という形で色んな人と色んなコラボイベントにしていきたいと思います。コーヒーと何かかもしれないし、教室の様なものにもなるかもしれません。フクラムが出来ることであれば、なんでもやってみたいなぁという実験的な側面もありますので、我こそは!と思う人は是非フクラムにDMください!

増強に当たって資金面が課題だったりもするのですが、ここ数年の流行りで言えばクラウドファンディングがあるじゃないか?という人もいるかもしれませんが、物品、設備が欲しいがためのクラウドファンディングは、うまく言葉にできないのですが何か違うなと思っています。コーヒーを通じてもっとたのしく、おもしろく何か他の行動をしたくなった場合に頼ってみたいと考えています。

フクラムの発想は、ドリップコーヒーを淹れるときの膨らみから発想を得て、人の輪が膨らむ、コーヒーを通じたコミュニティみたいなものを作り上げたいなという想いで日々運営しています。イベントだったり、コーヒーの楽しさを伝えたり、そんな活動が来年からは活発化できそうです。コーヒーを片手にいろんな場面が創れればと思います。日々の皆さんの応援を糧にこれからもフクラムは成長していきます。ありがとうございます。それでは、素敵なコーヒーライフをお楽しみください!

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